タミフルの予防投与は小児にも出来るのか

インフルエンザの治療薬として知られるタミフルは適切な1日2回、5日間の服用を行うことによってインフルエンザからの治療を一日程度早くすることができることで知られています。そういった治療に用いられるだけでなく、予防のために用いることもできるのがタミフルの特徴です。タミフルが承認された当初は治療目的で用いるものでしたが、後に追加承認を受けたことによって1日1回、7日から10日間服用することによって、その服用期間中はインフルエンザに感染してしまうリスクを大幅に低減させられるということが知られています。予防投与は成人に限られていましたが、追加承認でタミフルの商事や小児における予防投与が可能になりました。タミフルにはカプセル剤とドライシロップ剤の二種類があります。ドライシロップ剤については13歳未満の幼少児に対しても予防投与が可能であり、1回2mg/kg、ドライシロップとして66.7mg/kgを1日1回、10日間服用することができます。一方、カプセル剤についても体重が37.5kg以上ある場合には1日1回75mgを10日間服用することができるようになっています。行為した承認が得られたことによって、ハイリスクとされる小児においても予防のためにタミフルを用いることができるようになりました。ウイルス感染症に対しては治療方法の確立も重要なことですが、蔓延を防ぐために確実な予防方法ができることはさらに重要な意味があります。感染することによってインフルエンザ脳症を起こしたり、ウイルス性肺炎になってしまったりする重篤化のリスクが高い小児の予防に用いることができるようになったことは社会的に大きな意味があるのです。
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